【ダイビング未経験者向け】伊豆高原のダイビング①春の海|インストラクターが解説!

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【ダイビング未経験者向け】伊豆高原のダイビング①春の海|インストラクターが解説!

今回は、伊豆高原(城ヶ崎海岸)春の海について解説します。
結論から言うと、伊豆高原(城ヶ崎海岸)の春の海は、『年間で一番透明度が悪い時期』です。
沖縄や海外のような、『透明度の良い海』を期待して潜るシーズンではありません。
透明度が悪い時には、『悪い時なりのダイビングの楽しみ方』があります。

伊豆高原(城ヶ崎海岸)春の海は、
『透明度の悪い海の楽しみ方を知らないダイバー』にとっては、『透明度が悪いから、つまらない海』です。
『透明度の悪い海の楽しみ方を知っているダイバー』にとっては『透明度は悪いけど、おもしろい海』です。

『透明度の良い海に潜ることをメインに考えて』ダイビングをすると、『海の楽しみ方の本質』に気づくことができません。
『海に住む生き物たちの営みを観察することをメインに考えて』ダイビングをすれば、透明度の良し悪しに左右されずに、『海の楽しみ方の本質』に気づくことができます。

ここでは、

  • 伊豆高原(城ヶ崎海岸)の『春の海の基本知識』
  • 伊豆高原(城ヶ崎海岸)の『春の海で楽しく潜る方法』

について解説します。
この記事を読めば、『透明度の悪い伊豆高原(城ヶ崎海岸)の春の海』を、楽しめるダイバーになれます。

とら吉
とら吉

透明度が悪い伊豆高原の春の海を楽しむコツは、『暗めの環境が好きな生き物を探すこと!』これさえ知っていれば、透明度の悪さなんて全く気にせず、春の海を楽しむことができるよ!

海藻が生い茂る春の伊豆高原(城ヶ崎海岸)の海

伊豆高原(城ヶ崎海岸)『春の海の基本知識』

春の海の始まり|3月の終わり〜4月の始まり

伊豆高原(城ヶ崎海岸)の海が、冬の海から春の海に切り替わるのは、大体『3月の終わりから4月の始まり』の頃です。
3月の初めは、年間を通して『透明度が一番綺麗』で『水温が一番冷たい』時期です。
3月の半ば頃から、春の暖かい日差しを受けて水温が少しずつ上がり始めます。
水温の上昇に伴って『植物性・動物性のプランクトンが増殖を始める』ため、透明度が少しずつ濁り始めます。
この変化が『冬の海から春の海への移り変わりのサイン』です。

春の海の透明度|年間で一番悪い5m前後

初めは『ちょっと濁り始めたかな?』という程度の小さな変化です。
それが日を追うごとに少しずつ透明度が落ちていき、5月〜6月頃には『年間を通して一番悪い、5m前後の透明度』まで低下します。
冬の一番透明度の良いシーズンが『30m位の透明度』なので、かなり透明度が落ちることがお分かりいただけると思います。
その頃には海藻も生い茂り、海の中の景色は、すっかり『春の海の景色』に変わります。

春の伊豆高原(城ヶ崎海岸)の海中|プランクトンで青くかすむ岩場

春の海の注意点|『はぐれた時のルール』を確認してから潜る

透明度が一番悪い時期の見え方は、『目の前を泳ぐ人のフィンは、はっきり見える』けれど『そのさらに前を泳ぐ人のフィンは、ギリギリ見えるか見えないか』という位です。
油断すると前の人を見失ってしまうため、しっかりと前方を見て、はぐれないように注意してダイビングをおこなう必要があります。
万が一はぐれた時のために、ファンダイビングの前には必ず『はぐれた時の対処方法』を全員で確認してから潜ります。

  • はぐれたら、1分間周りを探す(前後左右と頭上を確認)
  • 1分間探しても見つからなければ、浮上速度(毎分10m)を守りながら水面に浮上する
  • 水面に出たら、BCDにたくさん給気して浮力を確保する
  • グループのメンバーも水面に浮上してくるので、水面で合流する

このルールを『全員が知っている状態』で潜ることで、万が一はぐれたとしても、安全に対処することができます。

『春の海を楽しめないダイバー』と『春の海を楽しめるダイバー』の違い

春の海から上がってきたダイバーの会話には、はっきりと2つのタイプがあります。

春の海を楽しめないダイバーの会話は、
『今日の海、透明度悪くて最悪〜』
『全然見えなくて何もいないね〜』
『やっぱり春の海はダメだね〜』
と、マイナスのコメントばかりです。

春の海の楽しみ方を知っている現地ガイドと潜ってきたダイバーの会話は、
『透明度は悪かったけど、砂場の生き物が沢山いて面白かったね〜』
『透明度が悪い時期はウミウシが沢山見れて、写真も撮りやすいから楽しいね〜』
と、明るく笑いに満ちたコメントが次々と出てきます。

この両者の違いは『ダイビングをどのように楽しんでいるか』です。
前者は、テレビや映像で見るような『外からの見た目』に趣をおいて潜っています。
『透明度の悪い海=汚くて何もいない海→楽しくない海』という捉え方です。
後者は、『海の環境と、そこで生活している生き物たちの営み』に目を向けて潜っています。
『透明度の悪い海=プランクトンが多い、栄養価の高い、餌が豊富な豊かな海→生き物の多い楽しい海』という捉え方です。

伊豆高原(城ヶ崎海岸)『春の海で楽しく潜る方法』

春の海の楽しみ方のコツは、『透明度の悪い海だからこそ観察できる、生き物たちとの出会いを期待して潜ること』です。

春の伊豆高原(城ヶ崎海岸)の海で観察できる生き物たち
  • 透明度が悪ければ、夜行性の生き物が夕方と勘違いして動き出すかもしれない
  • 透明度が悪ければ、プランクトンを捕食する魚の群れに逢えるかもしれない
  • 透明度が悪ければ、生き物からもダイバーが見えにくいので、近づいて観察(撮影)できるかもしれない
  • 透明度が悪ければ、深海性の生き物と浅い水深で遭遇できるかもしれない
  • 透明度が悪ければ、産卵しようとしている魚が、こちらを気にせず産卵行動を見せてくれるかもしれない

『透明度が悪い海だからこそ、透明度の良い海では見ることのできない、海の生き物たちの営みを楽しく観察できる』という訳です。
そのためには、『現地の海の、年間を通した生き物の営みをあらかじめ知っている』『現地のガイドダイバーと一緒に潜ること』が重要です。
同じ海でも、『誰と潜るかによって』その楽しみ方は大きく変わってきます。

まとめ

今回は、伊豆高原(城ヶ崎海岸)の『春の海』について解説しました。

  • 春の海は『年間で一番透明度が悪い時期』(5月〜6月頃には5m前後)
  • 透明度が悪い海は『プランクトン豊富な、生き物の多い豊かな海』
  • 『生き物たちの営みの観察』をメインに潜れば、春の海は楽しい海になる
  • 春の海の楽しみ方を知っている『現地ガイドと一緒に潜ること』が大切

どうせ同じ海に潜るなら、楽しいダイビングをしたいですよね!
まだダイビングを経験したことのない皆さんも、いつかダイビングを始めたら、『春の海を楽しんで、海から上がって楽しく会話ができるダイバー』になっていただけたら嬉しいです。

とら吉
とら吉

透明度の悪い春の海は、生き物たちにとっては『餌が豊富なご馳走だらけの海』。ダイバーにとっては『生き物との距離が近くなる観察チャンスの海』だよ!春の海を楽しめるようになったら、どんな海でも楽しめる本物のダイバーだね!

伊豆高原(城ヶ崎海岸)の海で体験ダイビングをしてみたい方へ

とら吉
とら吉

春の海の楽しみ方が分かったら、あとは潜ってみるだけ!伊豆・城ヶ崎海岸の海は一年中ダイバーを待ってるよ!

伊豆高原(城ヶ崎海岸)周辺のダイビングショップの体験ダイビングは、『asoview!(アソビュー)』から探して申し込むことができます。

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最後まで記事をお読みいただき有難うございます。
それでは、また次の記事でお会いしましょう。
有難うございました!

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